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2019年03月19日

同じ種類の動物でも生息する地域が違うと生活行動パターンが変わる

同じ種類の動物でも生息する地域が違うと生活行動パターンが変わる
チンパンジー

地球上に存在する同じ種類の動物では、生息している地域が違うと日常の生活行動パターンが違うのではないかと、チンパンジーを長年観察し続けることでわかってきたのだそうで、人間が生活する国、地域によってそれぞれ文化的な要素が違うように、文化的な多様性の違いがチンパンジーにもあるのだそうです。

たとえばチンパンジーはアフリカの違うエリアに複数集団で暮らしているようですが、場所が違うと、その属するグループが違うことで、ハチミツやナッツの採食の方法や穴掘りする際に扱う道具も変わってくるのだそうで、食料としているアリやシロアリの捕まえ方も変わってくるのだそうです。

これは同じ集団内だったら、それぞれの生活パターンが伝えられていると考えられるようで、これを人間で言う文化的な多様性と言いましょうか、多種多彩存在することは、その生物が生存する上で重要になってくるでしょう。

あるグループ内で共有されている文化的な行動が、時には周りの環境や生存競争に有利に働いたり、存続の危機を乗り越える助けになる可能性があるかもしれませんが、だんだん難しくなることもあるようです。

ただ、チンパンジーだけでなく全ての生き物に言えるかもしれませんが、人間の経済活動が広がることでその他の動物などの生き物の生活している環境が狭まり、その種族が存続する可能性に影響を及ぼすなど、難しい課題となっています。



Posted by さいわい at 07:56